就活生・転職者必見 メンタリストDaiGoが教える無敵の就職心理戦略

職業選択の自由」とは、権利ではなく、自分で手に入れるスキルなのです。

このスキルを身に付けているかどうかだけで就活・面接、そして自分の理想の生き方を実現できるかどうかが決まります。

 

メンタリストDaiGo

 

 

 

 面接官は第一印象だけで判断する

面接官は合否を決める際、相手の好感度だけで判断しています。本書では好感度を作る5つのスキルを紹介しています。

①ハロー効果

人は相手の1つの目立つ特徴により、相手の全体像を想像する傾向があります。そのため、運動神経がいい人とは、主体性も知能も高いと評価される傾向があります。ハロー効果とは、際立った長所がその人を輝かしく見せ、かつ短所を隠す、ということです。面接でハロー効果を活かす際は、自分の長所をアピールして短所を隠す、ということです。ここでのポイントは、その長所が『分かりやすい特徴』だということです。資格を取得する際にハロー効果を狙うのであれば、合格することが困難なマイナーな試験より、権威や知名度の割に合格しやすい資格を狙うべきです。

 

②知性を作る

1視線は相手の目に

多くの研究結果から、『視線をきちんと合わせる人は頭がいい』というデータがあるため、話すときは面接官の目をちゃんと見て、聞く側になった時も面接官にアイコンタクトをすることを徹底してください。

2頭がよく見える話し方

論理的思考力ができる人の特徴として『テンポよく大きな声で話す』ことが挙げられます。逆に一生懸命覚えたことを話している人は棒読みでテンポが遅くなり、結果として頭が悪い・信用できないという印象になってしまいます。そのためテンポよく大きな声で話すことを意識してください。

3就活メイクの効果

人が知性を判断するときの要素の3つ目は顔立ちです。顔立ちが美しい方が知的と思われます。ここで言う美しい顔とは『左右対称に見える顔』を指します。男性でメイクをする人は少ないですが、眉の高さや形を揃えるなどできることは沢山あります。

 4知的に見える外見

面接の日には赤いものを服装かメイクに取り入れるべきです。赤は面接官に強い印象を与え記憶に残る色です。そのため女性であれば赤い口紅、男性であれば赤いネクタイが鉄則です。また面接の日には厚底の靴を履くべきです。背が高い方が知的かつ能力的に見える傾向があるからです。また厚底の靴は姿勢をよくする効果もあるので、同様の効果を得ることができます。

 

③話し方で面接官を驚かせる

前述では印象や外見の話をしましたが、説得力のある話し方を身に付けるべきです。そこで『早口で話す』ことで説得力のある話し方を身に付けることができます。話し始めは面接官がギリギリついてこれるスピードで話し、面接官が吟味や反論できないようにします。自分が最も協調したいところはゆっくり話し、面接官の記憶に印象付けます。早く話す際は情報量を多くし、ゆっくり話す際は重みを持たせながら話します。また面接官の質問に答える際は、Q&A形式ではなく、相手がどんな意図も持ってその質問をしているかを考え、プラスαのアピールをします。

 1三段階の心理テクニックで説得力を上げる

ⅰ初頭効果

話始めは自分の得意分野や強みなどポジティブな内容を話し、自分をアピールします。

ⅱ両面提示

話の真ん中であえて自分のマイナスな面を見せます。それにより、面接官に「包み隠さず話してくれる誠実な人」という印象を得ることができます。

ⅲピーク・エンド・セオリー

人間の記憶は最後の印象で決まります。たとえ序盤に良い印象を得ても、最後にうまく終われなかったら全体として悪いという印象になってしまいます。そのため話の終わりに自分が一番アピールしたいことを話します。

 2自信はフィジカルに鍛える

今まで好印象を作る話をしましたが、面接の場でおどおどしたり緊張してしまったら好印象の意味がありません。この章では自分に自信をつける方法を紹介します。

ⅰ毎朝30分運動をする

30分の運動は抗うつ剤を1本打つ効果と同様の効果が期待できます。また太陽に浴びることで不安を和らげリラックスさせる効果があるセロトニンというホルモンを分泌することができます。そのため朝太陽に浴びながら運動をすると、ストレスに強くなり、幸福を感じやすくなります。面接前に時間が無くても早いペースで5分運動することで脳が活性化するため、効果的です。

 ⅱ朝のバナナが強い心を作る

1では運動によりセロトニンが分泌されることを紹介しましたが、セロトニンはサバ・サンマ・イワシなどの青魚・バナナ・牛乳・豆乳から摂取することができます。また食べる時間は朝が最も効果的です。

 ⅲ瞑想で脳が激変する

面接の本番で安定したメンタルを生み出す方法は瞑想です。瞑想にはストレス対策や集中力をアップさせる効果があり1日10分やることで注意力や洞察力を上げることができます。

瞑想のやり方

①背筋を伸ばして座る

②背筋を伸ばしたままリラックスをして目を閉じる

③5秒以上かけてゆっくり息を吸う

④5秒以上かけてゆっくり息を吐く

⑤このペースで呼吸をする

 

④嘘を武器にする

面接では嘘をつかない方がいいと言われます。もちろん面接で嘘がバレたら信ぴょう性もかなり下がり、たとえバレなくても嘘をついたという罪悪感から自信を無くしてしまうこともあります。しかしここで言いたいのは、面接官は嘘を見破るプロではないということです。自分の実績をより魅力的に見せるという意味での嘘はありです。嘘がバレる理由として認知的努力時間というものがあります。質問されたときに「えっと..」と話が詰まってしまう時間です。この時間を短くすればいいので、あらかじめ事実も嘘も含め話す内容を決める事でバレにくくなります。また面接本番の前に他の人に模擬面接をしてもらうことで話す内容の改善点が見つけやすくなります。