メンタリストDaiGoが教える 人間関係をリセットして自由になる心理学

「トモダチ」は、たくさんいらない!あなたに必要なのは「30人」とのつながり!!科学的にみた人生を充実させる対人戦略

 

メンタリストDaiGo

なぜ、あの人に振り回されてしまうのか

人間関係がうまくいかないとき、自分の時間と体力を使って苦手な人と仲良くする方法を考えるのではなく、『付き合いたい人と付き合う方法』を考えます。人は全ての人と仲良くする・友達になることが出来ないので、新しい人に会ったとき、その人とどうすればいい関係を作れるかを考えるのではなく、その人が自分にとってどんな価値があるかを考えます。オックスフォード大学の研究では、1人が維持できる人間関係は150人前後であり、その中でもあなたを幸せにしてくれるのは50人、というデータがあります。そう考えると、自分の時間と労力をあなたを幸せにする50人に焦点を当てるため、苦手な人や厄介な人への対策を立てることは、無意味です。相手に振り回されたくなければ、相手に自分を選んでもらうという意識ではなく、自分で人間関係を選ぶという意識を持つと人間関係は豊かになります。

誰と付き合うかで、人生はここまで変わる

自分で人間関係を選び良好な人間関係を作ると寿命が最大15年延びるという研究結果があるため、良好な人間関係は運動や薬より効果があることが分かります。ロンドンの研究では、『一般的に友達と遊ぶ回数が多い方が人生の満足度が高く、また都会より田舎に住む人のほうが幸福度が高い』というデータがあります。都市部では人が初対面で会う人が多すぎて人間関係を維持できる150人を大幅に超えることが原因だと考えられています。自分で人間関係を選ぶことで①健康で長生きができる②仕事で成功しやすくなる③未来を自分で選ぶ力がつく、という3つのメリットがあります。

人間関係から自由になるメンタル作り

人間関係を選ぶメンタルを作るためには2つの要素があります。

レジリエンスを育てる

レジリエンスとはストレスで傷ついたメンタルを回復する力を指し、この力があれば人間関係でストレスを感じても前に進むことが出来ます。

レジリエンスを育てる方法

ⅰ 週2回ウォーキングをする

ドイツの研究では週2回30分から50分の運動をすることで心拍変数(心拍数の変化の幅)が向上し、レジリエンスも向上させることが出来ます。

ⅱ 犬を飼う

犬は人になつきやすいという特徴から孤独感を取り除き、また犬がいると散歩にいくため、運動をする習慣がつくため効果的と言われています。

ⅲ ストレスに対する考え方を変える

一般的にストレスは悪いものだというマイナスな考え方がありますが、ニューヨークの研究から、過去に親から虐待を受けた人の幸福さの低さと同じくらい、困難もなく恵まれた人の幸福度も低いことが分かりました。つまり適度なストレスは幸福になるためのスパイスというイメージを持ってください。人間関係でストレスを感じるときも、そのストレスは幸せな人間関係を築くため、とポジティブに捉えれば困難も乗り越えられます。

レジリエンスの好循環を引き起こす10の方法

1親戚や友人と良い関係を築く

良い人間関係を持つことでレジリエンスが高まるので、今ある人間関係の中で大切な人・一緒にいたい人と過ごす時間を増やします。

2強いストレスを感じたときは「自分なら乗り越えられる」と考える

ストレスを感じたとき「自分は無理」と考えるのではなく「解決できる」と考えることでレジリエンスは上がります。

3変えられない状況を受け入れる

変えられないことに目を向けてもしょうがないので、それを受け入れ自分が変えられることに意識を向けます。

4現実的な目標を立て、それに向かって進む

人間関係を改善・よりよくする方法として、既存の人間関係の中で大切な人を選んでその人たちと過ごす時間を増やすことを目標にします。

5不利な状況でも自分で考え行動をする

困難な状況で自分に決断をすることで、自分の人生を自分でコントロールしているという実感が湧き自信をつけることが出来ます。

6失敗したとき、自己発見をする

失敗したらそこから学びを得る習慣をつけます。事業で沢山失敗をして学びを得た起業家のほうが成功しやすいという研究結果もあります。

7自信を高める

自信をつけ他人の役に立てば人間関係をよくすることが出来、さらにそれが自信を高めることに繋がります。

8長期的な視野を持つ

困難に直面しても「これを乗り越えた先にはいいことが待っている」と長期的な視野を持つことで目の前の試練に耐えることが出来ます。

9期待する

人はポジティブな面よりネガティブな面に注意を向けがちなのであえて意識的に期待を持つことにより、自分がどうよく変わることが出来るかを考えます。

10運動をする

運動は体と心をケアする働きがあるので、運動をする習慣をつけます。

 

②共感能力を高める

共感能力を高め相手の気持ちを汲み取ることでよい人間関係を作ることが出来ます。

共感能力を高める方法

1迷走神経を鍛える

自然豊かな場所で文学作品を楽しんだり瞑想やヨガをすることで共感能力を高めることが出来ます。

2同じ感覚を自分に与える

相手が悲しい気持でも自分も悲しくなければ相手の気持ちを理解できません。そのため相手の感情に合わせて自分も同じ感情を考えます。相手がつらい経験をしたならば、話を聞きながら手のひらに爪を立てて痛みを感じたり、相手が楽しければ自分も楽しかった経験を思い出しながら話すと相手と同じ気持ちで考えることが出来ます。

あなたのために本当の人間関係の作り方

よい人間関係を選ぶための5つの要素

1マキシマイザー戦略ではなくサティスファイザー戦略

良い人間関係を作るために高い理想を追い求めると幸福度が下がるという研究があります。マキシマイザーはベストのものを追求することでサティスファイザーは満足できるものも追及することです。文句のない最高の友達を追求するのではなく、少し気に入らないところもあるけどほとんど仲のいい友達と過ごす時間を大切にします。

2コミュニケーション能力の幻想を捨てる

自分が内向的であると感じる人こそ、コミュ力が高い人に会ったときは積極的に話しかけましょう。たとえあなたが十分に会話できなくてもコミュ力が高い人は相手の気持ちを察し話をリードしてくれるので、恐れず話しかけましょう。また会話をしなくても人間の感情が緻密に描かれた物語を読むことで共感能力が高まるので、1人でもコミュ力を上げることが出来ます。

3自然に触れイベントを共有する

内気な人が友達を作る方法として多くの時間をその人に使う・自然に触れる・イベントを共有するという方法があります。まず仲良くなりたい特定の人がいれば会う回数を増やし一緒に一緒にいる時間を長くすることで、仲良くなるという心理があります。また自然の中で人間関係を構築することで、雄大な自然に触れることで人間の小ささ・弱さを自覚でき、コミュニティを安定させるという効果があります。イベントという非日常的な空間は人と人を結びつける効果があるため、自然の中でのイベントに参加をすることはよい人間関係を構築するために最適な環境です。

4頼むことで人間関係を高める

人に頼むことで抵抗感を感じることもありますが、実際はもっと気軽に頼み事をすることができますし、菜飲むことで人間関係も深まります。頼まれた人は断ることに大きな抵抗感を感じるため、断るハードルは頼むハードルよりもかなり高いです。頼みごとをすると同時に相手との信頼度をチェックすることが出来ます。知り合った相手から頼み事をされたときは、同時に自分からも相手に頼みごとをします。相手が引き受けたら信頼関係ができている証拠ですが、拒絶されたら相手は一方的にあなたを利用しようとしている確率が高いので、それ以降近づかない方がいいです。

5素の自分でいられる相手を選ぶ

無理をしてキャラクターを演じることは鬱の発症率が格段に高まります。「この人と合いそう」という直感を感じたら相手はあなたが無理なく付き合える相手の可能性が高いです。もしその後合わないと感じればその時引き返せば間に合います。 

メンタリストDaiGoが教える 「好き」を「お金」に変える心理学

お金で大切なことは、人より稼ぐでも、貯めこむことでもありません。自分の「本当に好きなこと」に使って後悔なく生きることです。

 

メンタリストDaiGo

「好き」を「お金」に変える心理学 (PHP文庫)
 

幸せを遠ざけるお金に関する不都合な3つの事実

浪費と投資を区別する

お金の使い方は2種類あり、『一時的な喜びを得る単なる消費』と『将来収入という形で帰ってくる可能性のある投資』です。将来的に収入を増やしたければ後者の投資を習慣化すべきです。お金をどう使えば将来的にどのようなリターンがあるかを選択し実行に移します。自分の好きなこと・得意なこと・心から欲していることには惜しまず投資をしてください。

貯金は将来の成功へ投資する

貯金や資産には人に自信を与えるプラスの効果があります。自分に自信を持たせる手っ取り早い手段が貯金とも言えます。しかし一方、資産を頼りすぎると人はお金のために動くようになり、稼いだ貯金が減らないように貯金を繰り返し、無意識のうちにお金を使うことを躊躇します。貯金は貯めるだけでは意味がなく、貯金を使って将来に投資することで、今よりも多くの資産を得ることが出来ます。そのため20代・30代は貯金より経験や勉強に投資をして、ここぞというタイミングには迷わずお金を使ってください。

リスクを取ってでも好きなことに投資すべき理由

勇気を持って好きなことにお金を投じ知識をつけ、それをアウトプットし得たお金でまた自分の好きなことに再投資をすることで自由に生きることが出来ます。この無限ループで身に付けた経験やスキルは一生の宝になります。また『お金を稼ぐために好きなことを我慢する』ことは逆効果で、成功している人は本当にそれが好きだから時間を惜しまず研究をすることが出来ます。自分の好きなことでどうお金を生み出せるかを考えることが成功の初めの一歩です。

好きなことを極めるために大切なこと

先ほど説明した無限ループには4つのステップがあります。

①自分が本当に好きなことを見つける

②好きなことを極めていく

③好きなことを収入に結び付けていくために工夫する

④好きなことで得たお金を再投資する

①の好きなことは、ラーメンが好きなどのレベルではなく、『一生かけて追及しても飽きないほど好き』『誰に反対されても続けられるレベルで好き』なことを指します。もし自分の本当にすきなことが分からなければ、フロー体験を基準に考えてみてください。フロー体験は我を忘れ没頭している状態のことで、フロー体験の8つの要素から自分を当てはめて考えてみてください。

①明確な目的があること:なんのためにそれをやっていて、どのような目的を達成できるかの予想もある程度ついている

②集中:それをするために時間やお金を集中して使ってもいいと思えるもの

③自意識の低下:それをやっているときは我を忘れた状態になれること

④時間のゆがみ:それをしているときは時間が経つのが早く感じること。

⑤リスポンスの速さ:ある課題を解決するとすぐにその効果を実感できること。

⑥適切な難易度:取り組む内容が難しすぎず簡単すぎないこと。

⑦自分で状況をコントロールする感覚があること:自分がやっている方向性を理解し、自分の望む方向にコントロールできていると実感できること。

⑧活動自体に価値を見出すことができる:活動の報酬ではなく、活動自体に価値を感じて取り組むことができること。

※このループを実践するために今すぐ現在の仕事を辞める必要はありません。副業で起業した方が失敗のリスクが下がるというデータがあるので、新しい事業が軌道に乗るまでは現在の仕事を辞めない方がいいです。

※少しでも好きなことが見つかったら小さな目標を作り達成するなど、それがフロー状態になれるよう進化をさせることを意識してください。

お金を生み出す5つのチャンス

好きなことを宣言して人に知ってもらう

好きなことをアピールすることにより、あなたの好きなことを求めている人とマッチングをすることが出来ます。また自分の好きなことを短い言葉で簡略に言えるようにすると、相手の印象に残しやすくすることが出来ます。

人を助けると大きなお返しが来る

人から何かをされるとそれ以上のお返しをしなくてはいけないと感じる返報性の法則があり、自分がされた以上に大きなものを返さなくてはいけないという気持ちになります。大きなお返しをもらうにはまずは自分が相手が喜ぶことをする必要がありますが、あげるものは相手が家族や恋人以外の場合は高価なものである必要はありません。逆にそこまで親しくない間柄の人から高価なものをもらうと相手は警戒してしまいます。そのためさりげなくプレゼントをすることが有効的です。また手書きのメッセージを添えることでより好感度を上げることが出来ます。レストランで会計のときにレシートに「thank you」とスマイルマークを書いただけでチップの額が格段に上がったというデータもあるので、プレゼントをするとき、一言メッセージを添えれば確実にいい印象が付きます。

好きなことを通じて他人に貢献する

自分の見方や支援者を作るためにはまず自分が得意なことを周りにアピールし、かつ周りの人の話に耳を傾けることで、相手の役に立ちながら自分の好きなことをすることが出来ます。貢献(人の役に立つ)ことで自尊心が高まり、人は自尊心が高まると物欲から離れることが出来るため、無駄遣いをなくすことができ、かつ幸福感も得ることが出来ます。またあなたに助けられた人は他の場面で同じ問題を抱えた人に遭遇した時あなたを思い出すため、知らぬ間に人脈を広げることもできます。

弱い繋がりこそ大事にする

人脈を強いつながりと弱いつながりに分類したとき、強いつながりは家族・恋人・親友を指し、弱いつながりは昔の同僚や昔のクラスメート・昔一緒に活動をしたことがある人を指します。自分が好きなことに挑戦するため新しいチャンスを求めるときは弱いつながりの人がとても役に立ちます。強いつながりの人たちは自分と同じ・似ている考え方をするため、新しいことに挑戦するときは弱いつながりの人に連絡をする方がいいです。日々弱いつながりの人を増やすため、初対面の人に会ったときは名刺や手帳に相手の顔・名前・特徴(趣味・好きなこと)を書く習慣をつけることで、数年後に会った時もその時話していた内容について話せば距離を縮めることが出来ます。

決断するときは直感を信じる

イスラエルの大学の研究で直感の判断の90%が的中するというデータがあるため、理由が分からなくても「いい!」と思ったことを受け入れるべきです。そのためチャンスと感じたら、直感を信じて一歩踏み出してください。

スキルを磨く再投資 4つのルール

物より経験を売る

承認欲求には上限が無く永遠に満たされないので、好きなことで得た収入を好きなこと以外に費やすことはやめてください。物を買うより同じ費用を使って経験を積んだ方が人は幸福を感じます。買ったものは一時的には気分を高めますが、長期的には経験のほうが価値が長続きします。

投資したお金以上の価値を得る

お金を使ったらどうすればそれ以上のリターンを得ることが出来るかをいつも考え、また逆にそれ以上の価値をえることが出来ないものにはお金を使わないお金を使ったらそれを必ず仕事に結びつけるという意識を持ちます。

自分より他人に使う

自分より他人のために行動することで社会的に成功することが出来ます。人をギバー(相手の求めているものを提供する人)、テイカー(自分の利益を得ることを最優先にしている人)、マッチャ―(与えることと受け取ることのバランスを考える人)の3種類に分類したとき、仕事面・経済面で一番成功するのがギバーです。ギバーは相手に与えることを最優先にするため返報性の法則で常に相手の欲しいものを考えることができ、仕事もプライベートも相手から感謝されます。ギバーは相手の中の可能性を見出し引き出すことも得意と言われます。自分がギバーになるには、身の回りにいるギバーと一緒に仕事をし、ギバーの行動をまねることで自分もギバーになれます。

任せるチームを作るために使う

自分が好きなこと・得意なことを仕事にする上で、自分が苦手な仕事をしてくれる人、つまり自分とは違うタイプの仲間を選ぶことにより、自分の能力を最大限発揮しかつチームとしてうまく機能させることが出来ます。

 

元トヨタの社員が教える「いまの説明、分かりやすいね!」と言われるコツ

トヨタで学んだ「紙一枚!」にまとめる技術』の著者が明かす新メゾット。

仕事やプライベートがサクサク進む

 

浅田 すぐる 

「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ

「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ

  • 作者:浅田すぐる
  • 発売日: 2017/03/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

上手く説明できない理由

理由① どう行動すればいいか分からないから

講演会などで「成功するためには、日々の目標を達成する」とか「目標を意識する」などと言われますが、『どう実践するか分からないため行動に移せない』ケースがとても多くあります。目的を行動に移すためには『目的を紙に書いて頻繁に見る』習慣をつけます。会社の方針等を社員に意識してほしければ、その方針が書かれた紙をいつも持ち歩き、仕事を始める前に毎日確認して、と指示をすれば、少しずつ内容が頭に入ってきます。

理由② 覚える数が多すぎる

会社等で5W1Hを意識して、と言われますが、5W1Hをスラスラ言える人はほとんどいません。言えない(覚えてない)人が実践できるはずがありません。重要なことを覚えるために、毎回3つに分解して覚えます。例えば5W1Hの中でもWhen, Where, Whoを意識して覚えながら活用し、それができれば残りの3つを覚える、という形式にします。人間は自分が思っている以上に多くのことを暗記し実践できません。

理由③ 全てをカバーしようとする

説明が下手な人の特徴は細かく話しすぎて結論・抽象的なイメージがつかめないことです。説明するためには、『代表性』を意識して、これさえ押さえればほとんどの人が共通認識を持つ、という考え方をします。網羅しすぎて細かい話をし過ぎると全体像が見えにくくなり、逆に分かりにくくなってしまいます。

分かりやすい説明の条件

紙一枚に書く

紙1枚にテーマとそれについてのキーワードを書き、その中でも大切な3つのキーワードに赤丸をつけます。書くキーワードは網羅性ではなく代表性を意識しながら書くことで、頭の中を整理することが出来ます。紙一枚で書くことにより、一目で全部を理解することが出来ます。

上手に説明するためには

3つの視点で情報を整理する

説明するために3C(お客様は何を求めているか、自社はどんな問題を抱えているか、競合との比較)の3つの視点から、紙に1枚でまとめます。

例えば

お客様:商品情報が分かりにくい・写真や動画が少ない

自社の問題:各部署の温度差・予算差・メッセージがバラバラ

競合の特徴:写真・動画が少ない・商品情報が少ない

このように書くことにより、改善難が見えてきます。

 

時間・空間・人の3分類で問題解決をすることもできます。

例えば

時間:最も売り上げが悪い時期はいつか

空間:最も売り上げが悪い地域はどこか

人:最も売り上げが悪い年齢・性別はなにか

 

過去・今・未来の3つで問題解決

過去:今までどのような業務に取り組んできたか

今:今はどんな仕事をしているか

未来:将来はどんな仕事・キャリアを積みたいか

 

過去:どのようなクレームが来たか

今:どういう状態か

未来:どのような解決策を取ればいいか

夢をかなえるゾウ 突然目の前にやってきた象の神様の教え

突然目の前に現れたガネーシャという象が主人公の人生を変える話

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 ガネーシャの課題

靴を磨く

自分の商売道具を綺麗に保つことが大切ですが、働く人にとっての商売道具は『靴』です。靴を履いて会社に行ったり営業周りに行くため、自分が仕事をするときに常に一緒にいるものです。成功するために一番身近にある靴を磨くことから始めます。

 募金をする

成功したい人は『自分を喜ばせたい』という気持ちを持っていますが、成功する人は『人を喜ばせたい』という気持ちがあります。成功するためには募金をすることにより、人を喜ばせる習慣をつけます。たとえ募金額が100円でも、100円で誰かを幸せにしていると考え募金をします。

 腹八分目に抑える

食べる量を八分目に意識することで自分をコントロールする習慣をつけることが出来ます。また食べ過ぎはさまざまな病を引き起こす原因になるので、自分の健康を維持するという面でも八分目を意識します。

 人が欲しがっているものを先取りする

今世界の人が何を望み・求めているかが分かる人がビジネスに成功します。ビジネスだけでなく、上司が何を求めているかが分かる人も早く出世します。その際、人に何が欲しいかを聞くのではなく、この人が何を欲しいかを予測して提案する習慣をつけます。

 人を笑わせる

人を笑わせるということは『その場の雰囲気をよくすること』です。笑いには場の雰囲気をよくする力があり、雰囲気が良くなるとアイデアが浮かんだり、やる気も出てきます。また空気を明るくする人の近くには多くの人が集まってきます。

 トイレを掃除する

トイレ掃除はみんなが嫌がることなので、みんながやりたがらないことをすることで、多くの人に喜んでもらえます。人に一番頼みたいことだかエアこそ、そこに価値が生まれます。

 仕事が終わったらすぐに帰宅する

仕事が終わった後の自由な時間が、『これから自分が成功するために使える最も重要な時間』です。人は義務的に親や会社に強制されたことをこなす生活をしがちですが、本当に成功する人は、自発的に動くことが出来る人です。

 その日頑張れた自分をほめる

自分が1日やったことを振り返ることで、明日も頑張るモチベーションを保つことが出来ます。努力して嫌々頑張ることは長続きしませんが、自分が楽しいと思えることは楽しみながら続けることが出来ます。寝る前に今日頑張れたことを振り返る習慣をつけます。

 1日何かを辞める

新しいことを始めようと、1日の中でそれをやる時間や習慣が無く長続きできないケースが多いです。新しいことを始めるために、今まで辞めたかったことを辞めることで時間の余裕ができ、始めることが出来ます。『何かを得るためには相応の代償を払う』必要があるため、お酒・たばこ・テレビ・SNSなど小さいことから辞めてみる習慣をつけます。

 決めたことを続けるための環境を作る

新しい目標を決めたときは、自分に期待感を持ち成功したことを想像しますが、時間が経つとその意力も忘れ、元の自分に戻ってしまいます。自分が変わりたい、と思ったときは、その目標が強制的に達成できる環境を作ります。(テレビを見るのを辞めたいなら、コンセントを抜く・テレビを捨てる)

 毎朝前進鏡で自分の身なりを整える

『人はその服の通りの人間になる』ため、自分に自信を持てる服を身に付ければ、言動や行動も変わります。内面を変えるには時間がかかりますが、外見を変えるのは簡単なため、内面を変えるためにまずは外見を変えます。

自分が一番得意なことを人に聞く

自分の得意なことを徹底的に伸ばすことが成功につながります。また自分が得意なことを人に聞くことで、自分では分からなかった新たな気付きを得ることが出来ます。

運が良いと口に出して言う

発明とは世界に存在する隠れた法則を理解する行為なため、発明をするまでに失敗をしても、『この実験が失敗だと思ったらまた1つ成功に近づいたことになる』と捉えることで考え方が変わってきます。失敗をしても、『新しいことを学べたから運が良い』という考え方を持つ習慣をつけます。

ただでもらう

成功するためには資金や支援が必要です。それを得るために、相手を喜ばせる必要があります。人を喜ばせることが出来る人は『話すことが上手い人が多い』です。その人の話す言葉に多くの人は、この人のために何かをしてあげたいと感じるからです。この話す力は言葉選びや仕草で変わってきます。意識して人を喜ばせる話し方をする習慣をつけます。

明日の準備をする

常に結果を出す人は、普通の人が考えられないくらいの準備をして本番に臨んでいます。普通の人が準備なしの行き当たりばったりで成功することもありますが、事前に周到な準備をすることが勝敗を分けます。

人のいいところを見つけて褒める

人は自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まります。人の自尊心を満たすことができ、多くの人から応援される人が成功します。逆に人の足を引っ張るような人を誰も応援したいとは思いません。

 人の長所を盗む

会社の中でも仕事が早い・上手な人の仕事のやり方を観察してそれを取り入れることで手っ取り早く

あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問

あなたはいま生きている。それ以上の奇跡などありません。

いつか死ぬ身であることを心に刻めば、今日という一日を、いかに可能性にあふれ、うれしく、ありがたく、いつにもまして輝きはじめることに気付くでしょう。

 

ひすい こうたろう

あした死ぬかもよ?

あした死ぬかもよ?

 

 

後悔なく生きる

人生を終える日、どんな気持ちになっていれば最高ですか?

アメリカの90歳以上のご老人に聞いたアンケートでは、『90年の人生を振り返って一番後悔していることはなんですか?』という質問に対して90%の人が

『もっと冒険をしておけばよかった』と答えたそうです。あの世にはお金も家具も家も服も持っていくことが出来ません。死ぬ前の最大の不幸は、「○○をしたかった」後悔をすることです。死ぬ前に後悔しないために、死を真剣に考え自分に問いかけることが必要です。

死を自覚する

鎌倉時代曹洞宗を開祖した道元

『成功する人は努力をする。成功しない人は努力しない。その差だ。』

『努力する人は志がある。しない人間には志がない。その差だ。』

『志のある人は、『人間は必ず死ぬ』ということを知っている。志のない人は、『人間は必ず死ぬ』ということを本当の意味で知らない。その差だ。』

という言葉を残しています。

私たちは自分の見たくないものに対して意識的に背を向けますが、それでは現実と自分を受け入れることができません。

自分に制限をかけていることを自覚する

私たちは無意識のうちに自分を制限し自由に生きることを避けています。『人と違ってはいけない』『失敗してはいけない』『恥をかいてはいけない』と自分で思い込んでいるせいで、本当に自分がやりたいこと・挑戦したいことができない人が多いです。

あなたが死ぬ前に後悔しそうなことは何ですか?

それは今まで自分にどんな制限をかけていたからですか?

 夢を生きる

あなたにとって理想な人生とは何ですか

一度きりの人生の中であなたの『理想的な人生』とは何ですか?『どんな人生ならあなたはときめきますか?』人はときめいたとき、どんな苦労も乗り越えられる力を持っています。『努力するものは、それを楽しんでいるものに勝てない。』自分が本当に楽しいと思えることに挑戦すれば、いつか必ず才能の芽が出ます。

 『いつかやる』は一生来ない

私たちは夏休みの宿題も期限があるため、終わらせることがあります。「いつかアラスカに行ってオーロラを見たい」という夢があっても、10年後も20年後も実現できません。本当に実現したいことであれば、期限を決めカレンダーに予定を書いてしまえば実現率は確実に上がります。

 志を生きる

あなたが生きることで幸せになる人はいますか

目的もなく淡々と仕事をする人生は幸せとは言えません。一度『なんのために生きるのか』『なんのために生きるのか』『このまま死んだような生き方をしていいのか』『自分だけ幸せでいいのか』を考えてみてください。ここまで深く考えると、最後は『人のためになることをやりたい』という気持ちが浮上します。『誰を幸せにしたいですか』『あなたはどうその人を幸せにできますか?』

 

幸せを感じる

私たちは自分の夢や理想を抱きますが、まず今の状況を幸せに感じる必要があります。目が見えること・耳が聞こえること・家に帰れること・ご飯が食べれること。私たちはすでに幸せに囲まれており、私たちはすでに十分幸せであることを自覚する必要があります。

 毎日を最後の日だと思って過ごす

もし私たちが余命宣告されたら自分の命の期限が来るまで何をしようか慎重に考え行動します。しかし私たちの全てが余命宣告をされてから死ぬとは限りません。つい数時間前まで元気だったのに、その後も元気である保証はありません。毎日『今日が人生の最後の日』と考えることで、自分の行動も変わってきます。

ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

本書では不動産投資家・翻訳家・執筆業を行い成功している著者がユダヤ人の元夫から学んだお金持ちの習慣が紹介されています。

ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

  • 作者:星野 陽子
  • 発売日: 2013/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

いつもwhyと問いかける

日常生活で疑問を持つ習慣をつけると因果応報で考え頭を鍛えることができる。普段やらなくてはいけないと思っていたことは、実は時間や労力も無駄である可能性もある。

目指す自分を思い浮かべる

「セルフイメージ(自分の考える自分)」が高い人ほど自分の目標を達成できる傾向がある。挑戦や新しいことを始めるときは、「自分はできる」と考えながら取り組む。

大きな目標を持つ

成功したいときは漠然と成功をイメージするのではなく、具体的にいつまでにこの目標を達成するという強い思いがある方が自分の行動を起こしやすくなる。

自分に投資をする

大きなお金を生み出すためにはまずは自分が知識を蓄える必要がある。そのために家事代行を使い勉強に専念できる時間を生み出すことやセミナーに参加するなど、将来自分が成功するために、自分に投資することを怠ってはいけない。

外見を変える

『服はペットボトルのラベルのようなもの』私たちがペットボトルを買うとき、ラベルを見て判断する。それと同様、選ばれる人間になる為には最低限服装に気を付ける。また末端(髪・爪・靴)を意識して磨くことで一層清楚に見える。

1円を大事にする

業績のいい会社の社員は1円たりとも疎かにしないシビアな心を持ってる。小さな緩みから大きな欠陥を生むので、大金持ちでもそうでなくても1円を大切にする。

買うときに自問自答する

物を買うときは本当に必要なものなのか、もらう・借りるなどで済ませることはできないか、買う必要があるならば安く買うことはできないか、を考える。

読書量と知力は比例する

知力を得るためには読書が最も効率的な手段で、読んだ本を鵜呑みにするのではなく、自分で考えて吸収する。ビジネスパーソンの能力は所蔵している本の数に比例する、という言葉もある。

稼ぐ人ほど当たり前のことをやっている

仕事ができる人ほど、時間を守り・完璧を目指し・プラスαな仕事をこなす。小さな仕事を面倒だと思う人は大きな仕事もできない。「やってくれると周りから喜ばれるけどやらない人が多いこと」こそ積極的に行う。

失敗してもあきらめない

今現在成功している人の中で1回も失敗をしたことのない人は少ない。自分で新しいこと、困難なことを挑戦し失敗してしまっても、本当の失敗とは諦めること、立ち上がらないことであるため、失敗してもそれバネに再度挑戦する。

付き合う人を変えると人生も変わる

自分を変えたいとき、自分の今あるコミュニティーから抜け新しい人に会い話すことで新たな価値観を得ることができる。またそのから新たな刺激を得ることができる。

メンタリストDaiGoが教える 自分を操る超集中力

この本では自分の集中力をトレーニングによって鍛え、自分の集中力をコントロールする方法が紹介されています。 

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

 高い集中力を生み出す7つのエンジン

自分自身に備わっている集中力を最大限に生かし鍛える方法

①場所

人は集中し始めるとき(勉強し始めるとき)、多くのウィルパワー(意志の力)を使います。「さあ、やろう」と思い立った時にスマホやゲームがあっては集中できません。また家よりカフェのほうが集中できる人たちの特徴は、勉強部屋が散らかっており、勉強に専念できない空間があることです。

集中をしたいときは部屋に気がそれるもの(スマホ、ゲーム、書類、食べ物)などを片付け、勉強に必要なものだけが目に入る状態を作ります。

 ☆置くだけで集中力が高まるアイテム

置くだけで集中力が高まるアイテムは『鏡』です。鏡を置くことで自分を客観視することができ、気が抜けたとき再始動をする良いエンジンになります。

②姿勢

姿勢が悪くなると脳のエネルギーである酸素やブドウ糖を運ぶ血管が細くなり、眠くなったり集中力が低下してしまいます。最も集中力を継続できる姿勢は、顎を引き頭を首の上に乗せ、両膝をつけ、おしりと椅子を直角につけ、足の裏を床に付ける姿勢です。

 ☆15分に一回立ち上がるだけで脳がクリアになる

椅子から立ち上がることで脳に新たな刺激が伝わり集中力を高めることができます。また立っているときは座っているときに比べて認知力・集中力・判断力が高まるというデータもあるので、勉強は座ってやるものという固定概念を捨ててください。

③食事

忙しい時、食事は空腹を満たすものと考えられがちですが、食事で様々な栄養(ブドウ糖脂肪酸・リン脂質・アミノ酸・ビタミン・ミネラル)を摂取しなければ脳は働きません。集中力を高めるには低GI食品(血糖値かゆっくり上昇する食べ物)であるそば・玄米・チーズ・ヨーグルト・リンゴがお勧めです。

 ☆正しいドリンクの飲み方

・コーヒーやエナジードリンク

コーヒーやエナジードリンクはカフェインが多く入っているため、飲み過ぎるとストレス過敏になり集中できなくなってしまします。そこでコーヒーとヨーグルトを一緒に取ることにより、カフェインの効果が切れたときに体のだるさを回避することができます。

 ・水

脳の80%が水でできていることから、水を飲まないと集中力と記憶力が落ちるという研究結果もあります。水を飲む目安としては、1~2時間にコップ1杯を補給するくらいが丁度いいです。

④感情

感情と集中力は密接に関連しており、喜怒哀楽を使いこなすことにより集中力を高めることができます。

 ・「怒り」は行動力と判断力を高める

怒りの感情があるときは、簡単に答えが出ない複雑な問題に取り組むことができます。「悔しいから頑張る」「見返したいから頑張る」という気持ちが目的達成力や問題解決力の原動力になります。

 ・「哀しみ」はフェアで冷静な判断ができる

哀しみは注意深く細部にまで関心を寄せることができ、冷静かつ公平な意思決定ができます。

 ・「喜びや楽しみ」は想像力を高め、意思決定を高くする

喜びは人をクリエイティブにし、意思決定を早くする効果を持っています。

☆気分が乗っているときにやってはいけないこと

気分が乗っているときにやってはいけないことは、セールスや勧誘の話を聞くことです。普段なら注意深く疑いの心を持って吟味しますが、気分がいい時は細部にまで関心が行かないため、YESと簡単に言ってしまいがちです。 

⑤習慣

ウィルパワーを節約するためには、自分の習慣(ルーティーン)を決めることで判断力や決断力を減らすことができます。トップアスリートを見ればよく分かります。彼らは幼い時からの練習で瞬発力や決断力を身に付けているため、素人には考えられない運動能力を持っています。前述した勉強の場所や姿勢は今すぐ身につかなくても、毎日繰り返すことにより、意志の力を節約し、もっと重要なことに使うことができます。

 

⑥運動

運動をすることにより血流の流れがよくなり、集中力や認知力が高まる効果・脳を強化し、疲れにくくする効果・人の感情をポジティブにする効果があります。

 ☆5分でできるグリーンエクササイズ

オフィスで働く人にとって体を長時間大きく使うストレッチを社内ですることは困難です。しかしこのグリーンエクササイズにより20分の運動と同等の効果が期待できます。グリーンエクササイズは公園など緑の植物が多い場所で5分間体を動かす運動です。緑の中でやることで、ただ5分間歩く人よりも血圧や心の状態が良くります。朝の太陽のもと5分間歩くことで、セロトニンが分泌されやすくなり、さらに集中力が高まります。

⑦瞑想

瞑想で得られる効果は、リラクゼーション効果・集中力アップ・緊張や不安に強くなる・感情のコントロールができる・体脂肪が落ちる・睡眠の質が良くなる、ことが挙げられます。

瞑想のやり方は1日10分、朝と夜で5分ずつやるのが望ましいです。

①背筋を伸ばして座る

②背筋を伸ばしたままリラックスをして目を閉じる

③5秒以上かけてゆっくり息を吸う

④5秒以上かけてゆっくり息を吐く

⑤このペースで呼吸をする

自分は気が散りやすいタイプだと思う人は是非実践してみてください。

 

疲れをリセットする3つの回復法

疲れには体の疲れ(肉体的疲労)・心の疲れ(精神的疲労)・神経の疲れ(神経的疲労)の3種類があります。

①睡眠

集中力を最大限に生かすために欠かせないのが睡眠です。睡眠不足は集中力を奪う原因になるからです。

 ☆できる人ほど良く眠る

睡眠は記憶を定着させる役割があるため、東大に合格した受験生の平均睡眠時間は7時間でした。また睡眠時間より重要なことは、何時に寝るかです。睡眠の質は22時から夜中2時のゴールデンタイムの間に深い眠りがあるかで決まります。よく眠るために午前中太陽の光に当たったり、寝る1時間前に入浴をすることも効果的です。

②感覚から癒す

疲労は神経と筋肉・特にパソコンやスマホで長い時間目を動かさないため、目が凝ってしまうことが大きな原因です。目の疲労を改善するために、意識的に目を動かしたり、顔全体を使って瞬きをする・暖かいタオルで目を覆うなどの方法により、目の血管をほぐすことができます。

③不安を書き出す

人は大きな不安や恐怖を感じたとき、一気に集中力を使うため、すぐに疲れてしまいます。不安やストレスを無くすためにテスト前などに自分の不安を書き出すことにより、頭の中がすっきりして集中力を高めることができます。